オフィシャルチャンネル

こんにちは、ゲストさん

ブログ

表示:

関東大学対抗戦・第6戦 [new]

2009/11/24 19:24 ラグビー部

明治FWを粉砕し、零封の大勝
11月22日(日)・秩父宮ラグビー場

○帝京大学 56対0 明治大学●

《出場メンバー》
①吉田康 ②森⇒安岡 ③伊東⇒坪井 ④菅原 ⑤ボンド ⑥ツイ⇒福田 ⑦吉田 光 ⑧野口⇒中田 ⑨滑川 ⑩森田 ⑪富永 ⑫南橋 ⑬冨沢⇒徳永 ⑭伊藤 ⑮船津⇒玉村

関東大学対抗戦・第6戦

10月後半から復調してきた帝京は、対抗戦ここまで5試合を終了して3勝2敗。一方の明治も3勝2敗での対決を迎えた。昨季のこの対戦では対抗戦初優勝の帝京が39対12で退けたが、今年8月合宿中に行われた練習試合では21対26で明治が勝利している。
またジュニア選手権でも1次リーグ1位の帝京に唯一土を付けたのが明治だ。前試合の成蹊戦で大勝し勢いを取り戻した帝京が明治相手にどんなラグビーを見せるか? 練習試合、ジュニアの借りを返して慶応戦に勢いを付けたい試合だ。
最高気温8.5度と12月中旬並みの寒波に見舞われた秩父宮ラグビー場で、時折小雨が降り微風が巻く厳しいコンディションの中、試合は14時にキックオフした。

【前半戦】
前半、風上に立つ明治のキックオフで始まったこの試合、序盤明治の踏ん張りの前に帝京は細かいミスでリズムを掴むことが出来ない。14分と17分に明治はPGを狙うがいずれも失敗。
一方帝京はHO森、WTB富永らの積極的なディフェンスで徐々に流れを掴み、24分船津のキックをきっかけに明治陣内深くに攻め込み、FW戦でエンドライン直前に迫る。すると、一旦は中央に展開した後、SH滑川が左に展開し、最後はFLツイからFL吉田に繋ぎ左隅にこの試合初のトライを決める(5-0)。

関東大学対抗戦・第6戦

さらに28分には、敵陣左サイドのラインアウトからオープンに展開し、最後はSO森田からボールを逆サイドで受けたWTB伊藤がステップとスピードでラインを突破し、右中間にトライを決める(12-0)。

完全にペースを掴んだ帝京は、さらに32分に船津のPG(15-0)、40分には伊藤のこの試合ふたつ目の圧巻のトライで追加点を挙げ、22対0と大きくリードして前半を終了した。

関東大学対抗戦・第6戦

【後半戦】
後半も開始早々から帝京ペース。まず序盤はキックも織り交ぜたFW、BK一体の多彩な攻撃に明治が耐える時間が続く。そして10分には相手ゴール前でのキック処理ミスを逃がさず、ツイがそのまま中央にトライを決める(29-0)。

18分には明治エンドラインまで5m付近のスクラムを、一気に帝京が押し込み最後はFL福田が抑えてトライ(34-0)。更に22分には伊藤がこの試合3つ目のトライ(39-0)を決めると、24分にも相手キックオフから伊藤のロングゲインで相手陣内深くに攻め込み、最後は負傷のため3試合ぶり(途中)出場のNo8中田が右中間に飛び込む(44-0)。

関東大学対抗戦・第6戦

34分にも吉田光がこの試合ふたつ目のトライを決め、帝京が49対0と大きくリード。ロスタイムに入っても攻撃の手を緩めない帝京は、38分に怪我から6ヶ月ぶりの復帰出場を果たしたSO徳永を中心に、波状攻撃を仕掛け、最後はその徳永からのパスを受けたLOボンドがトライを決め54対0。FB玉村がGKを決めて56対0となったところで試合終了。
結局、前後半合わせて9トライを挙げた帝京が、明治の攻撃を無失点に抑えて勝利。対抗戦4勝目を挙げた。

岩出監督が選ぶゲームMVPには、3トライをあげたWTB伊藤拓巳が選ばれた。

関東大学対抗戦・第6戦

《試合後のインタビュー》
岩出雅之監督
「10月終盤から選手達に勢いを感じられるようになり、その勢いをグラウンドで表現しようと選手達には話していました。ウォーミングアップからいい状態を選手達が作っていましたので、十分手ごたえを感じながら試合に臨むことができ、試合内容も準備してきたことが出来た試合だったと思います。
ここまで積み重ねていたものがうまく出てきて、長いシーズンの中でピーキングを意識したチームの盛り上がりも出来ていると思います。8、9月にうまくいかなかったことがチームとして勉強になっていますね。この勢いを生かして慶応戦に臨み、大学選手権に繋げて行きたいと思います。」

□キャプテン No8 野口真寛(4年)
「一人ひとりがひたむきに走って、全力でタックルをして、準備してきたことがしっかりと試合の中で出来て、いい試合が出来たと思います。特に相手のキープレーヤーをしっかりと抑えて自分たちのプレーを出し切ろうと臨んだ試合でしたが、その部分でもしっかりと出来ましたし、ラインアウトやスクラムなどセットプレーの精度も上がってきたので、これからの試合に向けて自信を持てた試合でした。慶応戦に向けてまたしっかりと2週間準備します」

□途中出場ながらスクラムで圧倒 PR 坪井秀龍(3年)
関東大学対抗戦・第6戦
「今日はリザーブからだったので、(先発の)伊東さんよりインパクトのあるスクラムを組もうと思って試合に入りました。自分の中ではもうちょっと行けた気もするんですけど、いいスクラムを組めて自信に繋がりました。
でもゲームの流れの読みとか、セットプレー以外のところがまだまだ足りないので、もっと上げて行きたいと思います。(4年生の)伊東さんがいるうちに伊東さんを抜かして先発で出たいです。次の試合はどのポジションで出場するか分かりませんが、自分のプレーを出し切る、それだけです」

□2トライで勝利に貢献 FL 吉田光治郎(3年)
関東大学対抗戦・第6戦
「オフェンスでは練習でやってきたことが出せたのがうれしかったです。でもディフェンスではだいぶ甘い部分があったので、そこは点数が開いても気を抜かずにしっかりとプレーすることが次の慶応戦に向けて課題になりました。2トライはただサポートしていただけだったんですけど、いい感じで自分たちのラグビーが出来たのでトライに繋がったと思います」

□途中交代ながらチームを鼓舞 FL 福田敏克(4年)
「ごっつぁんトライの福田です(笑)。今週は監督から我々は、爆発的に力を発揮する寸前だから、そのドアを蹴破るようなゲームにしようと話があって、ずっとそういうことを意識して練習してきて、それがこの試合でうまく出来たと思います。
最初は相手も勢いがあってなかなか点を取れませんでしたが、そういう時間もコツコツとプレーを重ねることが、帝京の時間を作ること、勢いのある帝京らしいラグビーが出来る原動力になると思うので、そういう意味でここからの帝京の勢いを象徴できるラグビーが出来てとてもENJOYできました。
個人的には、今日は途中出場でしたが、緊張とリラックスのいいバランスのところで試合に入れてプレーすることが出来ました。今後は先発でも出場できるようにがんばります」

□徳永不在のチームをSOとしてリード SO 森田佳寿(2年)
「今シーズンは、開幕してしばらくはチームとしてあまりいい状態ではなかったのですが、早稲田戦から徐々に上向いてきました。昨シーズンのような勢いも出てきました。今日の試合でも手応えを感じられたので、次の慶応戦に向けてさらに日々の練習のなかでコツコツと積み上げていきたいです。
今日のゲームに関しては、BKもしっかりと走れましたし練習してきたことも出せたので、“帝京=FW”というイメージが強い中で、BKにとっても自信になりました。それと今日は徳永さんが復帰されたのですが、一緒にプレーしていて、ピッチにいるだけで心強いというか、存在感を感じました。今後自分自身はCTBになるのかわかりませんが同じSOとしても負けないようにがんばっていきたいです」

□公式戦Aチーム初先発 CTB 冨沢智也(3年)
「初めてスタメンで出させてもらってうれしかったです。練習してきたことを出すだけだったのでそれほどは緊張しませんでした。監督から力があるから使うんだ、自分を信じて思い切りやって来いと言われたので、その気持ちでやって、タックルを外されたところもあったんですけど、思い切ったプレーは出来たと思います。練習から体を張ったプレーをして、もっとチームに信頼される選手になりたいです」

□Aチーム初の先発でフル出場 WTB 富永浩史(3年)
関東大学対抗戦・第6戦
「今日は対抗戦の初めての先発だったんですけど、チームメイトがいい雰囲気を作ってくれたので、最初からあまり緊張せずにプレーすることが出来ました。自分がやるべきことは、ともかく泥臭く、がむしゃらに積極的にタックルすることかなと考えて、自分が少しでも勝利に貢献することだけを意識してやりました。
WTBとしてトライを取り切れなかったことが心残りですけど、チームの勝利に貢献出来て、秩父宮で80分間プレーできたことは次に繋がると思います。今日、拓巳(伊藤)が3トライを取ったことは、うれしい反面悔しい部分もあって、自分も秩父宮でトライを取りたいしウイングはやはりトライまで行かなければいけないと思うので、次の慶応戦はしっかり結果を残して勝利に貢献したいと思います」

□3トライでゲームMVP WTB 伊藤拓巳(2年)
関東大学対抗戦・第6戦
「トライのシーンは自分の思っている通りのトライが出来ました。自分のイメージ通りにスピードに乗ってきている感じです。トライ以外でもロングゲインでチャンスを作ることが出来たし、自分の仕事が出来た試合だったと思います。
ただ、後半はノックオンやタックルのミスがあったので、その部分が自分の課題なので、次の慶応戦に向けてしっかりと練習して修正していきたいと思います。これからの試合も期待に応えられるようにがんばります」

《PICK UP PLAYERS》
怪我から5ヶ月ぶりの復帰を果たしたSO徳永亮(4年)
関東大学対抗戦・第6戦

徳永亮
 TOKUNAGA RYO
1985年8月13日生まれ
経済学部経済学科
熊本西高校卒業
ラグビー歴11年 身長183cm/体重95kg/血液型O型
ニックネーム:トク、りょう
マイブーム:家具
やってみたいポジション:WTB
今年の目標:絶対に日本一を取る

■復帰戦はいかがでしたか?
「グラウンドに入った時は本当にうれしかったですね。でも緊張しました(笑)」

■6ヶ月ぶりの復帰ですが、振り返っていかがですか?
「リハビリはとても大変でしたけど、トレーナーの方々がずっと付いて、細かくケアしてくれていたので早く復帰できたと思います」

■試合に入る時は怖くはなかったですか?
「チームのみんなでプレーしようという方に気持ちが行っていたので、恐怖感はなかったですね」

■ベンチで何度も、試合に出たいと言っていたと聞きましたが?
「スタンドで見ていた時もすごく試合に出たかったですし、今日ベンチに入るともっと出たくなりました。みんながんばっていたし、すごく雰囲気も良かったので余計に出たいという気持ちが強くなりました」

■短い時間でしたがトライに繋がるプレーも出来ましたね?
「皆がしっかりとコミュニケーションとってくれたので、すごくやり易かったです」

■次の試合に向けていかがですか?
「次は慶応戦。いい試合をして、その後の大学選手権に向けて強い帝京のラグビーを出していきたいです」

■慶応戦まで2週間ですがコンディションはどうですか?
「はい、それはもう大丈夫です!」

今春、5月24日の豊田自動織機との招待試合で、左ひざ前十字靭帯断裂の大怪我を負ったSO徳永亮がいよいよ帰ってきた。手術の後、長きに渡ったリハビリに耐え抜いた徳永は、この試合の後半38分に交代出場で秩父宮のグラウンドに立ったのだ。
ロスタイムと合わせ僅か5分足らずのプレーだったがその存在感は抜群で、トライも演出した。昨年の対抗戦優勝、大学選手権準優勝の立役者のひとりで岩出監督も絶大な信頼を置く彼の復帰は、ライバル校の脅威となるに違いない。
そして彼がいない間に野口キャプテンの下チームも成長した。徳永抜きでもライバルたちと渡り合えるチームへと成長した帝京。徳永が復帰し、さらなる飛躍も期待できる。いよいよ戦いの準備は整った。

《NEXT MATCH PREVIEW》
【12月5日(土) VS 慶応大学 秩父宮ラグビー場 14時キックオフ】
いよいよ対抗戦も最終戦。帝京の対戦相手は昨季の対抗戦で5対5と激戦を繰り広げたライバル慶応。続く大学選手権1回戦では23対17と帝京が勝利したが、今季の春季オープン戦では7対24と敗れている。今季の慶応は好調をキープし、11月23日に行われた早稲田との全勝対決では雌雄決せず20対20で引き分け、対抗戦優勝を帝京との最終戦の結果に持ち越している。慶応が優勝するためにはこの試合で勝利が必要とされるだけに、昨季以上に厳しい試合が予想される。SO徳永が復帰しいよいよベストメンバーが顔を揃え、大学選手権に向けて勢いに乗った帝京が、慶応を破り存在感を見せ付けることが出来るか? 激闘必至のこの一戦は、両大学の関係者のみならず、全てのラグビーファン必見の試合だ。

(文・上村 智士郎、写真・志賀由佳)

【速報】関東大学対抗戦・第六戦 [new]

2009/11/22 15:53 ラグビー部

関東大学対抗戦・第六戦
11月22日・秩父宮ラグビー場
◯帝京大学 56対00 明治大学● (通算成績4勝2敗)

ラグビー部 応援参加レポート

2009/11/19 22:51 ラグビー部

去る10月18日(日)、秩父宮ラグビー場にて本学ラグビー部の関東大学対抗戦・日体大戦が行われ、応援にかけつけてくれた本学学生に、観戦してみての感想を聞いてみました。

すると、まずラグビーを見るのは、初めての人が14名、2〜3回見たことがある人が1名、何回も見たことがある人が1名でした。今回、このような機会(応援参加企画)があって初めてラグビーの試合を見る人が多かったようです。
 
また、今日の試合を見ての感想、1名以外の全員がおもしろかった!と答えてくれました。30対10といった帝京がリードしながらも、なかなか突き放せない点数だったことも試合をおもしろくさせた要因かもしれません。
 
今日活躍していた選手は?という質問には、No.6ヘンドリック選手7票、No.5ティモシー選手5票、No.14伊藤拓選手・No.21玉村選手4票、No.3伊東選手・No.8野口選手・No.9滑川選手・No.10森田選手各1票でした。特にヘンドリック選手やティモシー選手といった留学生選手が目立っていたようです。

また途中交代でキッカーとして10得点を決めた玉村選手が選ばれています。玉村選手は選手兼主務としてラグビー部を支えており、事務局も協力してもらうことがよくあるので、試合に出て活躍する姿を見ると嬉しいですね!!
伊藤拓選手もかなりの距離を走ってみごとトライを決めていたので、印象が強く残ったのだと思います。
 
ここからは、選手の皆さんにひとことずつコメントをいただきました。

「ケガに気を付けて!応援してます。」
「細かいミスの修正!!」
「今年こそは優勝してください。」
「おつかれさまでした。」
「これからも頑張ってください。」×3
「おつかれさまでした。これからも帝京の代表としてがんばってください。」
「ヘンドリックと同じ授業がある」
「I enjoyed it! I really proud of you guys!!」
「日本一を目指し頑張ってください」
「試合おもしろかったです。がんばってください」
「初めて観戦しましたが、スピードと迫力があり、かっこよかったです」
「すげーかっこよかった!!もっとデカくなってください」
「つねに挑戦する気持ちを忘れず頑張ってください」
 
また、「普段は帝京生の活躍を見ることができないので、今日は良かったです」というご意見をいただき、この企画の目的が微かに達成できたように思います。
今後もこの企画を通して、一般の学生さんにもっともっと応援参加をしていただき、帝京大学ラグビー部の活躍ぶりとか頑張っている姿を見てもらえたらと思います。そして、強化クラブの学生だけでなく一般の学生や教職員、OB・OGなどが一丸となって帝京大学を盛り上げていけたらいいなと思います。
 
(帝京大学 八王子キャンパス 広報グループ [担当:松居])

女子柔道部 講道館杯、4名が上位入賞を果たす!

2009/11/19 22:34 女子柔道部

柔道個人における国内最大級の大会、『講道館杯全日本柔道体重別選手権』が11月14日、千葉ポートアリーナで開催され、本学女子柔道部から以下の4名が上位進出を果たした。

48kg級 近藤香 3位
57kg級 松本薫 準優勝
63kg級 和田麻未 3位
78kg超級 石山麻弥 3位

女子柔道部 講道館杯、4名が上位入賞を果たす! 女子柔道部 講道館杯、4名が上位入賞を果たす! 女子柔道部 講道館杯、4名が上位入賞を果たす! 女子柔道部 講道館杯、4名が上位入賞を果たす! 女子柔道部 講道館杯、4名が上位入賞を果たす! 女子柔道部 講道館杯、4名が上位入賞を果たす!
写真:志賀由佳

ラグビー部 Close Up Interview vol.4

2009/11/19 22:34 ラグビー部

WTB 森田 大樹(4年)

帝京大学ラグビー部は現在およそ130名の部員数を数える。その中で、大学生活4年間で憧れの炎のジャージを着て対抗戦や大学選手権に出場できる者は、その3分1にも満たない。多くの者は、ジュニア選手権に出場するBチームにも手が届かないまま卒業していくのが現実だ。そうした厳しい現実の中でも、130名の部員がそれぞれの立場を超えて一体となり、また帝京大学での4年間を通して途中頓挫することなくラグビーへの想いを育み続けていくことが出来るのも、帝京大学ラグビー部の指導の特徴だ。そうした地道な指導の結果、ファーストジャージを着ることが出来なかった選手の多くも、卒業後もラガーマンとして企業に受け入れられ、ラグビーを続けていくことが出来るのだ。今回紹介する森田大樹もそのひとり。入学以来続けて来たゆまぬ努力が、次なるステージへ可能性を繋いだ。そんな森田に現在の想いと将来について聞いた。

ラグビー部 Close Up Interview vol.4

■ラグビーはいつ始めましたか?
中学1年生の時に始めました。小学校の時は野球をやっていて、中学でも野球をやるかどうか迷っていたんですけど、僕の中学には仮入部というシステムがあって、最初に実際にその部で体験をしてみて入部するかどうかを決められるんです。その時にラグビー部に行ってみたら、すごく楽しくて、それでラグビーを始めました。ラグビーは楽しいですね。大阪では普通はクラブチームが多いんですけど、特に僕が住んでいる所は中学校の部活も盛んだったんです。それからは完全にラグビーにはまってしまいました。

■帝京大学に入ったきっかけは?
高校のラグビー部の3年上の先輩が帝京でプレーしていて、その先輩が僕がすごく憧れている先輩だったし、帝京も強かったし、その先輩から帝京だったらとても恵まれた環境でラグビーが出来ると聞いていたので、帝京でラグビーをすることにしました。

■実際に帝京大学に入ってみていかがでしたか?
すごく良かったです。1年の時はすごくしんどかったんですけど、その分、得るものも多いし、ラグビーだけでなく人として成長できることを監督が教えてくれるので、すごく成長が出来ていると思います。

ラグビー部 Close Up Interview vol.4
写真:志賀由佳

■今はウイングでプレーしていますが、ずっとウイングですか?
高校時代からずっとウイングかスタンドオフです。

■ということは足が速いんですね?
ほかのポジションの人に比べれば速いですけど、ウイングの中では特別ではないかも知れません。でも今のバックスの中では負けない自信がありますね。

■森田君は現在C、Dチームでプレーしていますが、そのスピードを持ってしても、A、Bチームに加わるのは難しいですか?
スピードには自信がありますけど、体も小さいですし、体力的にA、Bの試合で通用するコンタクトのレベルまで持って来れていないんです。

■体を大きくしたり、コンタクトに強くなるためにどんなトレーニングをしてきましたか?
3年生の去年は体を強く大きくすることを意識して1年間トレーニングして、特に腹筋を鍛えて体幹を強くしようとしました。すこぐ充実したトレーニングが出来て、ジュニア(Bチーム)に後一歩のところまで行ったんですけど、結局試合には出れなかったんです。それから4年生になってからは、就職活動のために実家の大阪に帰省させてもらって、準備をしていた時期に練習に出れなくて、体を作り切れていないというのが現状です。

■そういう今の森田君にとって、ラグビーへのモチベーションはどんなところにあるんですか?
今は、自分が上のチームに上がって試合に出場するというより、チームが強くなること、特に自分が出場してるC、Dが強くなることを考えています。またC、Dにいる後輩たちがひとりでも多くA、B に上ってもらいたいと思っていて、そのためにC、Dの練習から雰囲気を良くして、いつ上から声がかかっても個人個人がちゃんと準備が出来ているようにサポートしていきたい。そういう風に心がけて練習しています。A、BのレベルとC、Dのレベルではコンタクトの強さが全く違うので、去年も今年も C、DからA、Bに上がった選手はいるんですけど、C、Dにいる時からA、Bの強さをイメージして練習をしていないと、いざA、Bに上がった時に、怪我をしたり自分の強みが発揮できないんです。だからC、DのトレーニングでもいつもA、Bのレベルを意識することを心がけていますし、それを後輩にも求めるようにしています。

■その森田君の今の目標は?
帝京大学に来て日本一になっていないので、やはりチームの皆で大学日本一になりたいですね。

ラグビー部 Close Up Interview vol.4

■卒業後の進路を教えて下さい。
JR西日本に内定を頂いていて、そこでラグビーをやります。JR西日本はトップリーグウエストで、実家のある大阪に帰ってラグビーを続けるという自分の希望に沿った就職が出来、とても嬉しく思っています。

■そこでの目標があったら聞かせてください。
僕は運転手として入社するので、1年目は研修を兼ねて駅務に就いた後、2年目以降研修と試験を受けて、車掌、運転手と上がっていくんです。それで運転手になった時には、お客様の命を預かる仕事なので、責任を持ってまた自分の仕事にプライドを持ってやっていきたいと思っています。

■元々、電車の運転手になりたかったんですか?
いえ。ラグビーをやるためにJR西日本を選んだら、駅務と運転手のふたつのコースがあって、どちらを選んでもいいというので運転手を選びました。ラグビーをやっている先輩も運転手が多いと聞きましたし、どちらかと言えば運転手の方が面白そうだったので…。

■大学まではラグビー中心だったと思いますが、だいぶ生活のスタイルが変わりそうですね?
入社したら仕事がメインになるのでまずは仕事をしっかりとやって、最初は大変だと思いますけど、徐々に仕事に慣れて少しでも早くラグビーもしっかりと出来るようにしていきたいです。

■profile
森田 大樹 MORITA TAIKI
1987年10月12日生まれ
経済学部経済学科
関西創価高校卒業
ラグビー部10年
身長169cm/体重72kg/血液型B型

■岩出監督からのコメント
「入学当初は少し線の細さを感じる選手でしたが、3年生くらいから精神的にもプレー面でも逞しい面が出始め、コツコツと努力できるようになりました。同時に自信を持った行動が多くなり、昨年の夏には合宿MVPにも入った程しっかりとした取り組みが出来るように成長していったのが印象的です。元々持っていた明るい人柄に加えて、自信を持って何事にも対応できる力が付いてきたと感じます。チームでの位置に左右されずに全力で取り組んでくれている姿は、他の部員たちからの信頼に繋がっています。これからも信頼と尊敬をより高く得られる活動、4年生としての姿を皆に示し、チームにとっても彼自身にとっても実りある学生生活を作って欲しいですね。期待しています」

■編集後記
C、Dチームの指導を担当する関西出身の藤代コーチ曰く「関西人らしくない関西人」。大阪で生まれて高校まで大阪で過ごしたそうだが、インタビューをしていてもほとんど関西弁は顔を出さない。だが、彼の明るさと物怖じしないしゃべり方はやはり大阪仕込だろうか。森田自身にとって決して愉快とは思えない今回のインタビューの質問にも、尻込みすることなく、むしろ積極的に答えてくれた。しかも論旨も明解だ。煙に巻かれた彼女の話以外は…。彼は、きっと社会人になってからも企業人としてまたラガーマンとして、周囲の期待に応えられる存在になるであろう。そんな予感を感じさせてくれた。